Skypeログイン障害詳細
By
Mayu Shimizu on 2007年8月20日 in Skype一般:General.
英語ブログでSkypeログイン障害詳細について更新されたので、取り急ぎ以下に訳します。[英文更新:日本時間8月20日21時ごろ]
2007年8月16日、Skype P2Pネットワークが不安定になり、大きな障害が発生しました。この障害は、Windows Updateによるパッチの定期
ソフトウェアアップデートのため、世界中のユーザによる非常に短時間内でのほぼ同時再起動によるものです。
正常値を超える多数の再起動によって、Skypeのネットワークリソースが影響を受け、これがログイン要求の殺到につながり、P2Pネットワークリソースの不足と相まって重大な結果をもたらしました。通常、Skypeのピアツーピアネットワークは、備えつけの自己回復機能を持っていますが、今回の障害でネットワークリソース分配アルゴリズムにおける、今までに顕在化していなかったソフトウェアのバグが発覚し、これが原因で 自己回復機能が正常に作動しませんでした。これにより、多くのユーザのみなさまがSkypeを利用できない状況がおよそ2日間続く結果となりました。
現在この問題は明示的に特定され、悪意ある行為やユーザのみなさんのセキュリティに対する脅威は、一時的にさえもなかったことを全面的に保障いたします。
今回のような障害は、影響においても規模においても前例を見ないものであり、障害ない作動を約束できるテクノロジーあるいはコミュニケーションネットワークというものは、現時点ではほぼありえません。
今まで4年以上のSkype運営の中で、技術的な回復力の優れたコミュニケーションツールを、世界中の何百万ものみなさまへ提供してきました。またSkypeはこれまでに数多くのソフトウェア改善点を把握し、改良を努めてまいりました。 これもユーザのみなさまに、今回のようなまれなる出来事の組み合わせによるご迷惑を繰り返しかけないためです。
Skypeユーザのコミュニティは、今回も思いがけないほどのご支持をくださいました。ご声援感謝しています。
アップデート:日本時間13:35(5:35 AM GMT) [英文更新:日本時間8月20日21時(13:00 GMT)ごろ]




コメント
「主語マイクロソフト、が脱落してる」
16日の「マイクロソフトの」パッチソフトアップデートの後、と原文にあるのに、肝心の主語マイクロソフトが抜けている。
要は、マイクロソフトのアップデータパッチを世界中のWinユーザが一斉にインストール&リスタートを行った事が引き金になった、ということ。
いつもなら同様の事が起きても、Win以外のプラットフォームユーザのコンピュータにスカイプのエンジン役を割り当てられたのに、
その割り当て機能部分にバグがあり、16日のWin一斉リスタートで、そのバグが顕在化した、ということになる。
クライアント・サーバモデルと違い、スカイプのネットワークの特徴である、ハード一切をスカイプユーザのハードに依存している「スーパーノード型ハイブリッドP2P」では、ユーザ一斉リスタートは、それで誰もいなくなった、状態を来たし、スカイプネットワークそのものが消滅してしまう弱点を露呈した。
(以下スカイプ公式ブログから引用)
http://about.skype.com/2007/08/
///What happened on August 16///
August 20, 2007
(Posted at 5:35 AM GMT, updated first two paragraphs at 11.45 AM GMT)
On Thursday, 16th August 2007, the Skype peer-to-peer network became unstable and suffered a critical disruption. The disruption was triggered by a massive restart of our users’ computers across the globe within a very short timeframe as !---they re-booted after receiving a routine set of patches through Windows Update---!.
(!--- ---!は筆者)
The high number of restarts affected Skype’s network resources. This caused a flood of log-in requests, which, combined with the lack of peer-to-peer network resources, prompted a chain reaction that had a critical impact.
Normally Skype’s peer-to-peer network has an inbuilt ability to self-heal, however, this event revealed a previously unseen software bug within the network resource allocation algorithm which prevented the self-healing function from working quickly. Regrettably, as a result of this disruption, Skype was unavailable to the majority of its users for approximately two days.
pucca9x9 | 2007年8月21日